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菊池はメジャー志望－。日米両球界が熱視線を送っている今年のドラフトの目玉、花巻東・菊池雄星投手（１８）が、準決勝・中京大中京戦の敗戦から一夜明けた２４日、神戸市内のチーム宿舎で「米国にいって日本に帰ってきたとき問題になる。ドラフトの仕組みを勉強したい」と初めてメジャーへの思いを口にした。プロ志望どころか、進路は米大リーグを“最優先”に考える、という怪物の意思表明。メジャーを含めた日米争奪戦が展開される。
　募る思いを我慢できなかった。敗戦から一夜明け、菊池が進路について口を開いた。
　「進学はありません。プロ志望届？　（提出）可能になってから１週間くらい（関係者と）相談して出したい」
　２５日からプロ志望届の提出期間となるが、阪神、ヤクルトなど国内複数の球団から熱視線を送られる怪物左腕が事実上のプロ表明。しかも、ただの“プロ志望”ではない。大きな選択肢があった。メジャーだ。