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2本の指から広がる音楽 障害の高校生ピアニストが大フィルと共演
生まれつき、左手の指が2本しかないピアニスト、小林夏衣(かい)さん(18)が3日、大阪のザ・シンフォニーホールでオーケストラと初共演する。左手の親指と小指を高速で動かしたり、右手で補ったりしてモーツァルトの協奏曲を澄んだ音色で聴かせる。「将来は障害を持ちながらピアノを演奏する人たちに曲を作り、(自身の)演奏も続けたい」と語る高校生ピアニストが、夢の第一歩を踏み出す。
 夏衣さんは末端低形成症のため、先天的に左手の指が3本ない。幼稚園のころ「ピアノが習いたい」と言い出し、母親の和子さん(58)が2年がかりで教えてくれる先生を探した。
 最初に師事した先生に感謝しているのは、教則本を習うとき「この曲は難しいから飛ばそう」と言われなかったこと。障害に関係なく課題を与え続けられ、左手2本の指での演奏が「当たり前だった」という。
 「最初5本あった指が2本になったら苦労があるかもしれないけれど、私の左手の指は初めから2本。特に苦労を感じたことはない。普通の人と同じ」
 その後めきめきと上達、平成17年に開かれた第1回「ピアノパラリンピック」で奨励賞、また、障害のないピアニストも参加するコンクールで入選するなど注目を集めている。
 演奏時は左手の親指と小指が「ビデオの早送りみたいだといわれる」というほど忙しく動く。和音を弾くときは人さし指の付け根をつかったり、右手で補助したりすることもあるが、音色は明瞭(めいりょう)でなめらか。負担を感じさせない。
 共演は大阪フィルハーモニー交響楽団。モーツァルト「ピアノ協奏曲第20番」の2、3楽章を弾く。大阪フィル音楽監督で指揮者の大植英次さんも「素晴らしい音色」と絶賛、「外国では音楽ができてさえいれば認められる」と激励した。現在高校3年生。大学の作曲科を目指し受験勉強中の夏衣さんは「作曲家としても、演奏家としても多くを学びたい」と話している。
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