とうふちくわ

通常の竹輪の原料に豆腐を加えた鳥取県東部独特の練り物「とうふちくわ」を、市民らに“楽しんで”もらい、郷土の自慢にしていこうという「Ｔ－ＥＸＰＯ２００９（とうふちくわエキスポ）」が、鳥取市片原の鳥取ガスショールームで開かれている。
　会場では、とうふちくわ料理の試食や「利きとうふちくわ大会」などに加えて、とうふちくわが「豆腐」か「竹輪」かを決める初の選挙も実施。選挙期間中の衆院選をもじって、豆腐と主張する“自民豆の麻豆太郎”氏と、竹輪説を譲らない“民主豆のはとやま竹男”氏のどちらかに投票する方式。来場者の投票を募っており、イベント最終日の３０日に開票される。
　主催する市民グループ「鳥取とうふちくわ総研」が、これまでの投票者に「出口調査」した結果、約７割が竹輪説のはとやま氏を支持しているという。
　同グループの植田英樹代表によると、年配になるほど豆腐だと思っている人が多く、かつては豆腐説が主流だったとのこと。「とうふちくわ選挙も政権交代の様相」と植田代表は話している。