弁当

蒸し暑い夏、作ってから数時間たって食べるお弁当には傷まない工夫が必要です。今回のドライカレーですが、この季節は、ごはんに具をのせるのは避けます。ごはんに具の水分が移ってごはんが傷みやすくなるからです。親子丼や牛丼、カツ丼などごはんに具をのせるものや、チャーハンやピラフ、混ぜごはんなどごはんに具を混ぜるものは夏場は避けましょう。　また、ごはんを炊くときに米１合に対して酢小さじ１を加えたり、今回のようにカレー粉を入れると傷みにくくなります。ごはんは熱いまま詰めるとお弁当箱に熱がこもり、冷めたときに湯気が水滴になって、ごはんやおかずについて菌が増える原因になります。ごはんは平たい皿に広げて冷ましてから詰めましょう。急ぎときは扇風機を当てたりしてもよいですね。ちなみに、この季節はサンドイッチもＮＧ。パンに野菜などの具の水分がしみるうえ、ハムなどの冷蔵加工品は加熱しないと傷みやすくなるからです