BMW

BMW・AGは、新型コンパクトSUVのBMW・X1を発表した。　BMW・Xモデル初のコンパクト・モデルであるX1は、スポーティかつモダンなスタイリングと俊敏な走り、高い実用性、優れた環境性能を兼ね備えたSUVを目指して開発された。　ボディサイズは、全長4454mm、全幅1798mm、全高1545mmで、トヨタRAV4と比較して120mm程長く、15mm程幅が狭く、140mm程背が低い。SUVとしては例外的な1500mm台の低い全高が特徴的だ。ホイールベースは2760mmでRAV4より200mmも長く、兄貴分のBMW・X3よりわずか35mm短いだけとなっている。　エクステリアは、新型7シリーズなどに通じる押し出し感のあるフロントマスクや、既存のXモデルとの共通性を感じさせるスポーティなサイドビューやL字型リアコンビランプ、そして大きく傾斜したリアウインドーなどが特徴。インテリアは、インパネをX5やX6に通じるワイド感を強調した上下分割デザインとしたほか、選びぬかれた素材を使用し、スポーティかつ上質な空間を実現した。　室内はロングホイールベースにより広々とした空間を実現。リアシートはリクライニンク機構を備えた4：2：4分割可倒式とした。ラゲッジは、5人乗車時で420リッターを確保。リアシートを倒した状態では1350リッターにまで拡大する。