梅雨

日本列島に停滞する活発な梅雨前線により、近畿地方など西日本を中心に１日夜にかけて大雨になる恐れがあり、気象庁は河川の氾濫（はんらん）や土砂災害などへの警戒を呼びかけている。　大阪管区気象台などによると、梅雨前線が南下し、暖かく湿った空気が流れ込んで大気が不安定になるため、近畿地方の中・南部などでは局地的に１時間に４０～５０ミリの激しい雨になるという。近畿や九州北部、東海地方では２日午前６時までに多いところで１５０ミリ、中国地方でも１００ミリの雨量が予想されている。　また、九州では断続的に雨が降り続き、ＪＲ西日本によると、１日午前７時６分、山陽新幹線小倉－博多駅間の雨量計が規制値（１時間雨量５５ミリ）に近づいたため、博多発岡山行き「こだま７３６号」など上下線２本が一時運転を見合わせ、最大１５分遅れ、約４００人に影響が出た。