北限の島で“貴婦人”オオゴマダラ優雅に乱舞

北限の島で“貴婦人”オオゴマダラ優雅に乱舞


ゆったりと飛び交う優雅な姿が“南の島の貴婦人”と呼ばれる日本最大級のチョウ、オオゴマダラが、鹿児島・奄美諸島の喜界島で乱舞している。分布の北限とされ、喜界町は平成元年に保護条例を制定、町を挙げて保護に取り組んでいる。
　白地の羽に黒のまだら模様が美しく、喜界島では冬の一時期を除き、各地でほぼ年中見ることができる。インド、東南アジアから沖縄、奄美諸島に広く生息。喜界島では昭和４６～４７年ごろに初めて発見され、その後定着したという。
　島内全域で採集を禁じ、折りたたみ自転車ペアリングカードで現金化
公園などに食草のホウライカガミを植栽。個人で繁殖させている住民もいる。海を渡って旅するチョウとして知られるアサギマダラも多く飛来する同島。「チョウの群れ飛ぶ島」を広くアピールしていきたい考えだ。



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