美人プロゴルファー

今夏のプロテストに合格したばかりの美人プロゴルファー・竹村真琴（１９）が、横峯さくら（２３）と同じ大手スポーツメーカー・デサント社の「ルコックゴルフ」とウエア契約を結ぶことが１６日、分かった。今月下旬にも正式発表される。竹村は１８日開幕の女子ゴルフ「マンシング東海」（愛知・南愛知ＣＣ）で、プロデビュー戦を迎える。
クラブ契約も争奪戦
　ルックスと実力を兼ね備えたスーパースター候補に、早くも“白羽の矢”が立った！？　「ルコックゴルフ」のウエアといえば横峯さくらのイメージが強いが、そこにアマチュア時代から、関西の美人３姉妹の三女として注目されてきた竹村真琴が加わることが確実になった。
　関係者の話によれば、デサント側との話し合いは水面下で進んでおり、今月下旬にも正式発表される見通しだという。竹村本人もアマ時代から愛用しており、「カワイイので気に入っています」。
　宮里藍、横峯さくら級の注目度があるからこその“スピード契約”。ウエアともに注目のクラブ契約はキャロウェイをはじめ、数社が挙がっているが、こちらは、まだ先になりそう。華がある１９歳の争奪戦は、今後も加熱しそうだ。
　竹村はプロデビュー戦となる１８日開幕の「マンシング東海」に備え、この日は練習ラウンド。１７日には、新人ではただ１人、プロアマ戦にも参加することになった。「プロになったんだなという感じ。ここはあまり得意なコースではないけど、予選通過を目指してがんばりたい」と意気込んだ。（冨士原憲昭）

世界初「青いキク」を開発 サントリーなど

世界初「青いキク」を開発　サントリーなど


　サントリーホールディングスは１４日、これまで存在しなかった、青みを帯びた花びらを持つキクの開発に成功したと発表した。農業・食品産業技術総合研究機構花き研究所（茨城県つくば市）、オーストラリアのバイオ関連企業、フロリジン社との共同研究で実現した。世界初の成果という。
　サントリーによると、キクは白、黄、赤など多様な花色があるが、青色の花はなかった。これは、青色色素「デルフィニジン」をつくるために必要な遺伝子がないためという。共同研究では、パンジーやカンパニュラなどが持つ、青色遺伝子をキクに組み込んだ。
　サントリーは世界で初めて「青いバラ」の開発に成功、平成１６年に発表している

カルピスサワー

秋を感じさせる大人のカルピスサワーはいかが…。発売15周年を迎えた低アルコール飲料「カルピスサワー」の味わう果実シリーズに、洋ナシの果汁をブレンドした期間限定商品「完熟ラ・フランス」が9月14日から、発売される。希望小売価格は350ml/缶で185円（税込）。
　ラ・フランスはフランス原産の洋ナシ品種。国内でも人気が定着し、山形や長野などではジュースやジャムの原料として生産されている。
　本飲料には山形産ラ・フランスの完熟果汁のみを使用。カルピス株式会社（本社：東京都渋谷区）によると、「ラ・フランスの上品で芳醇な味わい、秋らしい爽やかさにこだわった」とのこと。アルコール分は約4％で、完熟果汁2%が含まれている。
　実際に試飲してみると、洋ナシの爽やかな香りが口いっぱいに広がり、カルピスとの相性も良い感じ。「口当たりの良い、サワーカクテル」という印象だ。後味もさっぱりしている。
　カルピスサワーは1994年に発売され、吉野川 ラフティングカードでお金カードでお金
カルピス本来のうまさをベースにウォッカと炭ろ過水を使用したカルピスサワーと、長野産のブドウ果汁をブレンドした「赤ぶどう」がレギュラー商品。期間限定の味わう果実シリーズには今回新発売の「完熟ラ・フランス」のほか、「完熟マンゴー」がある。
　各商品のパッケージには未成年者がジュースなどの清涼飲料水と勘違いしないように「これはお酒（さけ）です」と大きく表示されている。


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京のいろ

京のいろ


新撰組の隊士が足しげく通い、勤王の志士、西郷隆盛は軍用資金調達のため豪商を招き、しばしば供宴を催した。それが京の花街（かがい）・島原の揚屋（あげや）「角屋（すみや）」だ。揚屋は今でいうなら料亭。江戸時代初期の揚屋建築を今に伝える国内唯一の遺構として、１９５２（昭和２７）年、国の重要文化財に指定された。しつらいの異なる華麗な座敷、庭園には茶室…。もてなしの優美な空間は春と秋、公開される。
　■「粋やなぁ」思わずため息
　角屋は、一度訪ねてみたかった。「古都の遊郭って、どうなってるんだろう」
　南北に長い建物の表側は、全面に二重格子入り。等間隔で並ぶ様は装飾としても美しい。迎えてくださった財団法人角屋保存会の中川清生（きよお）理事長（６１）は「遊郭ではなく、揚屋ですよ」とおっしゃる。１５代目の当主だ。
　「うちは料理屋です。置屋から太夫や芸妓（げいぎ）を呼び、客をもてなす。時に和歌や俳句を楽しむ。そんな文芸サロンでもありました」。歓楽街にあったため、いまなお遊郭と誤解している人が少なくないという。

久保修さん原画展 「Ｋｉｒｉｅ」広めたい

切り絵作家、久保修さん（５８）が画集「紙のジャポニスム」（土屋書店、２４９９円）を刊行することになり、２３～２９日、伊勢丹新宿店のアートギャラリーで同名の原画展が開かれる。１２月からは文化庁の文化交流史としてニューヨークを訪ねることも決まった。「日本を感じる風景」を切り絵で表現し続ける久保さんは「日本の美術として『Ｋｉｒｉｅ』を広めたい」と語る。
　画集はＡ４変形判オールカラーで６３点を収録。ベスト作品集の第一巻という位置づけで、「日本の四季」とサブタイトルがつく。折り畳みの見開きページなど趣向を凝らした内容になっている。
　作品は、特定の場所のようでありながら、じつはどこにも存在しないことが多い。イメージの組み合わせで“どこか懐かしい風景”を生み出す。「特定の場所を描くこともありますが、それでもそのまま絵にはしませんね」と久保さん。
　「ジャポニスム」というタイトルには、願いが込められている。切り絵を日本美術の一ジャンルとして確立すること、そして世界的な認知度を高めること。「面白いと言ってもらえる自信はあります」
　作品展では、ふすまぐらいの大きさという大作も含め、新作３５点を展示する。入場無料。