テレ美女ン

宮崎県出身のアイドルといえば、私としては、あかぎあい（２９）と決まっている。ｔｖｋ（テレビ神奈川）の音楽情報番組「ｓａｋｕ　ｓａｋｕ」の初代ＭＣで、パペット人形の増田ジゴロウ（その後、諸般の事情で現在の白井ヴィンセントに交代）と楽しいトークを展開し、番組の全国的な人気の礎を築いた。あかぎは第２子を妊娠中で、ファンとして安産を願ってやまない。
　さてこの度、あかぎに続く注目株の宮崎娘が登場した。「第１２回全日本国民的美少女コンテスト」グランプリの工藤綾乃さんで、なんとまだ１３歳、中学１年生だそうだ。
　コンテストの本選大会を８月４日に取材したが、エントリーナンバー２の工藤さんが審査で福井舞の「アイのうた」を歌い、素人耳にも歌唱力が抜きんでていた。立ち居振る舞いが自然で堂々とし、ルックスも清楚（せいそ）。まだ後に１９人の審査が控えていたが、「グランプリは、この子じゃないかな」と思われた（私に何の権限もないけど）。
　結果発表で工藤さんはまず「モデル部門賞」に決定。じゃあグランプリは誰に？　と思っていたところ、なんと、再び工藤さんの名が。呼ばれた瞬間、本人も「あれっ？」という表情だったが、ダブル受賞とは私も驚いた。グランプリ受賞により、工藤さんは晴れてテレビ朝日系ドラマへの出演などが決まった。