四角スイカ

サイコロのような形で、観賞用として人気がある「四角スイカ」の出荷が１８日、香川県善通寺市のＪＡ香川県筆岡支店集荷場で始まった。 　午前８時半、収穫したスイカを台に並べ、模様や角の形をチェックし、金色のリボンで飾り付けて箱詰め。 　四角スイカは一辺１９センチほどで、まだ小さいうちにプラスチック製の箱に入れて育てる。熟す前に収穫するため、少し甘いキュウリに似た味で、食用には適さないという。 　百貨店や大手果物店でディスプレー用として人気があり、１個１万３千～１万４千円。今月末ごろにかけ、東京や大阪のほか、海外に計約６００個を出荷する。