サッカー日本代表

サッカー日本代表は１日、成田市内のホテルに再集合。２日、勝てば南アＷ杯出場が決まるアジア最終予選・ウズベキスタン戦に向け、タシケントへ出発する。岡田武史監督（５２）は同地で９７年１０月に初めて代表を指揮したが、感傷的な思いは封印。Ｗ杯出場権獲得に全力を尽くす。また、ＭＦ中村俊輔（３０）＝セルティック＝は、右足内転筋痛が回復傾向にあることを明らかにした。 　つまらない。大半の選手よりずっと早い午後３時に宿舎ホテルに姿を現した岡田監督は、得意の無表情で、つまらなすぎるほど無関心を装った。 　「タシケント？　ああ。残念だけど、思い入れも何もないよ」 　勝てば日本４度目、監督として自身２度目のＷ杯出場が決まる６日の試合会場は、ウズベキスタンの首都タシケント。フランスＷ杯アジア予選を戦っていた９７年１０月１１日、加茂監督の更迭を受けてコーチから昇格した岡田監督が、初めて日本代表を指揮した地だ。 　過去には「きれいな街だった」と明かしたこともある。その再訪前日。普通なら、少しくらい思い出を口にして感傷に浸っても悪くはないが、この態度だ。 　冷徹なスタンスを変えない。２試合連続で４－０と快勝し、キリン杯Ｖ３に沸いた３１日のベルギー戦後も、「この勝利がウズベク戦に何を保証してくれるわけでもない」などと厳しく語った。自身の思い出を振り返るより、目先のミッション達成をすべてに優先させる。 　ベルギー戦後は一度解散し、選手やコーチ陣にはつかの間の休養を与えたが、「けさはベルギー戦のビデオを見た」という都内のホテルから成田のホテルへ直行。夕食時もテクニカルスタッフを伴うなど、自軍分析と敵国対策に時間を割いた。 　「小さな緩みも今後は許されない。R4DS クレジットカード 現金化階段昇降機小さな穴から結果が変わることもままあるから」。２度目のタシケント決戦。勝利で終えるまで、笑顔はひた隠す。 R4DS | クレジットカード 現金化 | 階段昇降機 |